政治理念

東京の「いのち」を守る。

 

令和4年(2022年)5月に東京都が発表した首都直下地震の被害想定での杉並区の人的被害は以下の通りです。

死者(239人)の62%が焼死(148人)、38%が圧死窒息死等(91人)

東京都内には62区市町村がありますが、その中で杉並区は最も焼死の割合が多いと区市町村だとされました。

すなわち杉並区において首都直下地震からいのちを守るためには、食料備蓄ではなく火災対策や建物の耐震化こそが必要なのです。

念のために申し上げると、食料備蓄が必要になるのはいのちが守られた後の段階であり、その前に考えなければならないのが「いかにしていのちを守るか」すなわち火災対策や建物の耐震化だということです。

近年では災害関連死という新たな課題もあります。

これは避難生活を送る上で亡くなる方が多いにもかかわらず、それがこれまで注目されていなかったのです。

地震や大雨など自然現象の発生そのものは防げませんが、それによる被害は私たちの努力で減らすことが出来ます

私はこうした観点から、これからも全力で「いのちを守る防災」に取り組みます。